僕は保育士だったけど、先生なんかになりたくなかった。保育園の先生ではなくて、保育園のmiyamoになりたかった。
保育園では、先生って呼び方が当たり前になっていて、もちろん僕も「先生」って呼ばれてました。別に「先生って呼ばれたくない」とわざわざ言う必要はないと思っていましたので、そのまま生活していました。何日かで「先生」が「miyamo先生」に変わってきたことに気づきました。そして、少しづつですが「miyamoっちゃん」と言って、僕を子どもたちの仲間に入れてくれる存在として、認めてくれたのです。